毎年この季節になると、おじいちゃん家のすだちの木がたくさんの実をつけます。
(お母さんのお母さんが植えた木です)
スーパーでも、青い果実が箱にぎゅうぎゅうと、ひしめき合って売られているのを目にすることがあるかもしれませんね。
すだちをたくさんもらったり、いつもとすこし違う特別な冬にしたいときは、自家製ポン酢を作ってみましょう!
スポンサーリンクお料理の準備と、知っておきたいこと
【作るのにかかる時間 45分】【日持ち 半年程度】
- すだち……30個
- 醤油………200ml
- みりん………100ml
- 鰹節………10g
- だし昆布…2cm×15cm
- 500mlの液体が入る煮沸消毒したガラス瓶
- 液体全量が入る容器(ボウルなど)
- 柑橘絞り器(100均で手に入ります)
- お味噌漉しorザル
- ガーゼ布巾
すだちは、若くて青いものでも、熟してしまった黄色いものでも良いです。
青いすだちは香りと酸味が強く、黄色く熟したすだちは甘みが強くなります。
熟した黄色いすだちは、時々スーパーで見切られていたりしますね。
これを使っても十分においしいポン酢ができますよ。
おいしい自家製ポン酢の作り方
1. すだちを横半分に切り、果汁を絞ります
すだちは一度ざっと洗って、タオルでよく水気を拭いてください。
保存を効かせたい食品は水気を取らないと、早く傷む原因になります。
果実を横半分に切ったら、柑橘絞り器で絞ってゆきます。
腕が痛くなるけど頑張って!
すだち30個なら、だいたい20分ほどで絞れると思います。
2. すだちの果汁を濾し取ります
うちでは500ml計量カップにお味噌漉しを乗せ、その上にガーゼをセットして絞り汁を流し込むスタイルです。
うーん、ドモホルンリンクル。
待っていられないので、ガーゼでギュッと絞ります。
3. 果汁、みりん、お醤油を混ぜます
果汁と醤油は1:1。
みりんは果汁の1/4から1/2くらいが適量です。
みりんの割合が多いほど酸味が和らぎます。
すだち30個を絞ると、だいたい200mlの果汁が取れます。
(毎年作ってるけど決まってこのくらいです)
果汁と同量のお醤油、200mlを加えます。
すだち果汁が200mlなので、1/2の量にあたる、みりん100mlを加えます。
これでだいたい500mlのポン酢ができます。
ほんとうは、こだわりの醤油を使えば味わいが変わるのでしょうが、
お母さんは買いに行くのが億劫なので、いつもお家にあるヒガシマルの薄口醤油を使っています。
4. 鰹節、だし昆布を加え、うまみを足します
だし昆布2cm×15cmを加えます。
キッチンバサミで小さく切ると出汁が出やすいです。
だし昆布は日々のお味噌汁のために、休日にまとめて切り、ガラス瓶に入れておくと便利です。
鰹節10gを加えます。ファッサァ。
優しく乗せてほおっておけば、5分ほどで沈みます。
5. 冷蔵庫で1週間寝かせ、ガラス瓶に移し替えます
お疲れ様でした!
このままラップを掛け、冷蔵庫で1日~1週間放置します。
漉し器で鰹節と昆布を取り除き、煮沸消毒済のガラス瓶に移し替えたら完成です!
引き続き、冷蔵庫で保存してくださいね。
出来上がったポン酢はすぐに使えますが、日が経つほどに柑橘の角が取れまろやかになります。
100日経った頃が味わい時という説がありますよ。
ひと冬を通じて味の変化を楽しんでみてください。